当ブログでは、シルバニアサイズの小物作りにもチャレンジしています。
この記事では、本革の端切れを使って一眼レフカメラを作ります。
シルバニアサイズだとだいぶ小さくなるため、革を扱うのはなかなか大変でした。
この記事で分かること
- レザークラフト初心者向けの本
- シルバニアサイズのミニチュア一眼レフの作り方
- くるみリスパパはカメラが似合う
シルバニアサイズミニチュア一眼レフカメラを手作り
私はレザークラフト初心者ですが、革製品って完成してしまうとものすごく見栄えがして、達成感が半端ないです。
でも、縫う行程は割とめんどくさい…。
よし、縫う行程の少ないやつからやっていくぞ!
と思い、一眼レフカメラに目をつけました。
そこそこかっこいいものができるはずです。
…………うまくいけばだけどね…。
手作り革製品入門に良さそうな本「革で作るミニチュア小物」
例によって、参考にするのはこの本です。
ミニチュア一眼レフカメラの作り方
著作権に触れるため、作り方はこの記事では詳しく書けませんので、おおざっぱに紹介します。
- 革を切って穴を開ける
- レンズ、フラッシュのパーツを作る
- 持ち手を縫いつける
- 本体を接着剤で貼る
- パーツを本体に貼る
革を切って穴を開ける
革を切っていきます。
型紙を作る
まずは型紙を作ります。
今回、本のサイズでは明らかに大きかったので、コピー機で70%の縮小コピーにしたものを型紙とします。
また、シルバニアの人形の首にかけるのが目的のため、持ち手の部分はかなり長く取ります。
そのため、持ち手の型紙は細さだけを参考にして長さは自分で確認しながら切っていきます。
革を切る
型紙に合わせて革を切っていきます。
右側の小さい4つあるパーツは、本には6枚重ねると書いてありますが、サイズを変えた分6枚では多かったので減らしました。
ちなみに、4つに見えますが2枚重なってます。
穴を開ける
パーツに、フラッシュ部分とシャッター部分を差し込む穴を開けておきます。
割とがっつり開けておかないとキツかったです。
穴あけポンチ的なものを使いましょう。
レンズ、フラッシュのパーツを作る
左からフラッシュ、レンズ、シャッターです。
レンズを作る
レンズは「小カシメ」というパーツです。
棒の部分に革を巻いてボンドでくっつけておきます。
フラッシュを作る
フラッシュはミニカシメというパーツなのですが、私はどうやら、サイズを間違って買ってきてしまったようで、ちょっと大きかったです。
今回はこれしかないのでこれで作ります。
レンズと同じように、革を巻きます。
シャッターはミニカシメ
シャッターはミニカシメそのままです。革は巻きません。
持ち手を縫い付ける
持ち手を縫い付けました(右)
シルバニア人形に合わせてみて、これくらいの長さかな?というところで切った細いパーツが持ち手になっています。
カメラの上部に当たるパーツに縫い付けてあります。
本体を接着剤で貼る
土台のパーツを貼って側面にヤスリ
土台のパーツを5枚重ねて貼ったもの(左)です。
ボンドが乾いたら、側面にヤスリをかけて、でこぼこをなくします。
きれいな形になったら、右の大きいパーツを、表、下、裏を全部覆うようにしてボンドでくっつけます。
カメラ上部を貼る
先ほど、持ち手をつけたカメラ上部のパーツを、土台の上側を覆うようにしてくっつけます。
パーツを本体に貼る
レンズ、フラッシュ、シャッターのパーツを貼ります。
レンズは、本体の前面真ん中にボンドで貼り、レンズとフラッシュはボンドをつけてから開けておいた穴に差し込んで固定します。
ミニチュア一眼レフカメラ完成
これで完成です。
フラッシュのパーツが大きかったため、レンズが真ん中につけられなくて、横に寄ってしまいました。
残念ですが、次回からは改善していきたいですね。
シルバニアサイズの一眼レフカメラ写真
くるみリスお父さんにカメラ小僧になってもらいます。
くるみリス赤ちゃん(アンブローズ)とふたごちゃん(アルフィーとメリッサ)屋根裏部屋で遊んでいます。
(このお家は「はじめてのシルバニアファミリー旧バージョン」です)
楽しそうですね。
「あ、アンブローズ! そんな高いところは危ないよ!」
「わーい!お兄ちゃんだ~!」
まとめ:ミニチュア一眼レフカメラは小さいパーツの扱いが難しいけどかっこいい
シルバニアサイズの一眼レフカメラを作るのは、それほど難しくはありませんでした。
パーツのサイズが肝になるようです。
今回、パーツのサイズを間違えたのもありますが、本のサイズより小さいサイズで作ったため、パーツが若干大きめになってしまいました。
サイズを変えるときは要注意ですね。
また、近いうちに本革小物を作りたいと思います。おつきあいください。