先日、シルバニアサイズベッドを作る記事を書いたのですが、木がむき出しでは寝心地が悪いですよね。
寝るためには、布団が必要です。
今回は、シルバニアサイズの布団を作っていきたいと思います。
ベッドの記事はこちらです。
この記事で分かること
- シルバニアサイズのふとんの作り方
- ボンド、縫う、布用接着剤、どれで作るのがいい?
シルバニアサイズのミニふとん
こういうものを作ります。
以前の記事で書いたベッドに乗せられるサイズのふとんにします。
ベッドにはマットレスだろと思われるかもしれませんが、マットレスを作るスキルが私にはなさそうだなと判断したのでふとんにいたします。
シルバニアサイズふとんの材料
材料は基本的に
- 中綿
- 布
のみです。
サイズは、
中綿 | ベッドの床板のサイズ(6cm×10cm)よりほんのちょっとだけ小さくする |
布 | 中綿2個を並べたくらいの大きさから、周囲に1センチくらいのぬいしろを残して切る |
ことで、上の写真のようなサイズになります。
あとは作り方によって、
- ボンド
- 縫い糸
- 布用接着剤
がそれぞれ必要になります。
布は100円ショップなどでも売ってる「はぎれ」とか「ハンカチ」でも全然作れます。
今回、私が使ったのは、娘が生まれる前に一瞬だけ裁縫にハマった時に買って残っている布です。
飽きっぽいのでいっぱい余っていましてね…。
中綿は、こういう「パッチワークキルト綿」というものを使っています。
綿が布のように平らになっているものです。
100円ショップにあります。
シルバニアサイズふとんの作り方|ボンド?縫う?
さて。ふとんの作り方ですが。
今回、初めてなもので、どのやり方がいいのか模索しながらやっていきます。
試した方法は
- ボンドで貼る
- 表側から縫う
- 裏側から縫ってひっくり返す
- 布用接着剤で貼る
- キルティング布を使う
それぞれ、手順は簡単だけど手触りが悪い、見た目が悪い、手順は面倒だけどふわふわ、など特徴がありました。
結論から言いますと「手順は面倒だけどふわふわ」の「裏側から縫ってひっくり返す」を推しますが、まぁ、試行錯誤する姿を楽しんでいっていただけたら幸いでございます。
ミニふとんの作り方|ボンドで貼る
ボンドでの作り方
1.中綿と布を切る
2.縫い代が分かるようにチャコペンで綿のサイズに線を引いた上、アイロンで折り目をつけておく
3.綿と布をボンドで貼る(片側の布で綿を包み込むようにする)
4.布を真ん中で折り、折り目がついているサイドを貼る
5.開いている辺も折り込んで貼る
6.完成
という感じで、なんかしれっと成功したように書きましたけどね…。
失敗:最初にしっかりアイロンをかけよう
実は最初に、綿の形に線を引くこともなく、アイロンをかけることもなく、超適当に作ってしまいましてね。
形がめっちゃガタガタの布団が1枚できあがってしまいましたとさ。
ボンドで作るのはおすすめか?|固まって硬くなる
ボンドは、固定しやすいので簡単に作れるのですが、しばらく経ってから触ってみると、固まって硬くなってしまっていました。
これではふとんとしては、全然ダメだと思います。
シルバニアちゃんたちにこんな布団を使わせるわけにはいかないですからね!
というわけで、ふとんを作るのにボンドはおすすめしません。
ミニふとんの作り方|表側から縫う
ボンドで成功しなかったので次にいきましょう。
表側から縫う、という方法で作ります。
表側から縫う方法での作り方
1.綿と布を切り、チャコペンで綿のサイズに線を引いた後、縫い代をアイロンで折っておきます
2.布で綿を包み込み、真ん中から折って布団の形に整えて、まち針やクリップで留めておきます
3.わ(折られている方の辺)になっていない辺を全部ミシンで縫います
4.完成
失敗:伸びる布は綿と合わせて縫うのは難しい
上の写真の左側なんですが、こちらの布が、すごく伸びやすい生地となっておりまして、綿と合わせて縫うのが難しすぎて、私の裁縫スキルではうまく縫えませんでした。
右はダブルガーゼという無難な生地なのでうまくいっています。
表から縫うのはおすすめか?|縫い目が見えて見た目が悪い
ミシンが使えれば縫うのは簡単なのですが、縫い目がやはり目立ちます。
ふとんって、こんな縫い目ないですよね…。
見た目が悪くておすすめできません。
ミニふとんの作り方|裏から縫ってひっくり返す
さて。次です。
今回は、裏から縫ってひっくり返す方法を使います。
裁縫ではよく使われるやり方で、縫い目が見えなくなるという利点があります。
裏から縫う方法のやり方
1.綿と布を切り、チャコペンで綿のサイズに線を引いた後、縫い代をアイロンで折っておきます
2.裏側を表にして、2辺のみ縫います(開いてるのが1辺のみになります)
3.開いてる辺から布をひっくり返します
4.中に綿を入れます(大きくめくってから入れるとやりやすいです)
5.開いてる辺を手縫いで綴じます
6.完成
裏から縫う方法はおすすめか?|ふわふわで見た目も良くおすすめ
一番、綿のふわふわ感が出るやり方となりました。
これなら、シルバニアちゃんたちもゆっくり眠れるでしょう。
難点は、手縫いが入るのでやっぱり面倒くさいところですね。
ミニふとんの作り方|布用接着剤(裁ほう上手)を使う
こちらは、ボンドの代わりに布用接着剤(裁ほう上手)を使う方法です。
ボンドとやり方は同じなので、作り方は省略します。
こんな感じです。
さっき、伸びすぎて縫えなかった布でも、簡単に布団にすることが出来ました。
布用接着剤はおすすめか?|やはり硬い
ただ、やはりボンドと同じでちょっと硬くなります。
おすすめはできませんね…。
ミニふとんの作り方|キルティング布と裁ほう上手を使う
最後は、キルティング布を使ってみます。
これは、最初から布に綿が入っているので、綿を入れないで作ります。
キルティング布と裁ほう上手を使うやり方
1.布を切り、縫い代をアイロンで折っておきます
2.裁縫上手で縫いしろ部分を貼ります
3.完成
キルティング布はおすすめか?|硬い
綿を入れない分簡単ではあるのですが、厚みがある生地を折り返して貼っているので、周囲がすごく硬くなりますね。
全然おすすめできません。
まとめ:ミニ布団を作る方法は裏側から縫ってひっくり返す方法がいい
色々な布団を作る方法を試しましたが、見た目も手触りもいいのは「裏側から縫ってひっくり返す方法」であることが分かりました。
ただ、硬くなっても気にしないとか、縫うのがそもそも苦手という人であれば、ボンドや布用接着剤でもいいのではないかと思います。
どちらかというと、布用接着剤の方が、ボンドよりは柔らかかったので、裁ほう上手を試してみてください。
もしかしたら、もっといい布用接着剤があるかもしれません。
また機会があったら調べていきましょう。
今回は敷き布団だったわけですが、そのうち掛け布団も作りますね。
みなさんもお試しください。
ぜひぜひ家族の団らんにシルバニアを!