シルバニアの魅力と言えば、あのふわふわの外見にもありますよね!
ぬいぐるみではないのにあのふわふわ。
「いったいどうやって作られてるの?」
と気になりませんか?
この記事では、シルバニアの人形に使われている植毛技術「フロッキー加工」について書きたいと思います。
実は静電気が使われてるって知ってました?
この記事で分かること
- フロッキー加工は静電気でもふもふを作る技術
- フロッキー加工ってどうやって作るの?
- シルバニアの人形のハゲを直す方法は?
シルバニアの毛の秘密|フロッキー加工とは
単純に「フロッキー」という単語の意味だけで言うと
「羊毛状の」
「綿のようなふわふわとした」
のような意味になります。
そして「フロッキー加工」を日本語で言うと「静電植毛加工」となります。
フロッキー加工接着剤を塗布した上で静電気を発生させて繊維の毛羽を植え付け、素材表面に毛羽立った質感を与える加工技術のことを言います。
フロッキングとも呼ばれるようです。
この加工技術は、主にテキスタイル(織物)や紙製品、プラスチック製品などの表面加工に使用されます。
例えば、Tシャツやトートバッグ、スニーカーなどに用いられます。
我らがシルバニアもまさにこれですね。
フロッキー加工ができるまで
フロッキー加工がどのように作られるかというと、
- 元素材の準備
- 接着剤の塗布
- 静電気の発生
- フロッキー繊維の付着
- フロッキー繊維の定着
という工程を経ることで完成します。
元素材の準備
フロッキー加工する素材は布、紙、プラスチックなど様々な素材が使用されます。
接着剤の塗布
素材表面に接着剤を塗布します。
接着剤は、素材の種類や用途によって異なる種類が使用されます。
静電気の発生
素材表面に接着剤を塗布した後、機械によって静電気を発生させます。
フロッキー繊維の付着
静電気によってフロッキー繊維が素材表面に吸着し、短時間で均等にフロッキー繊維が付きます。
フロッキー繊維の長さは、加工する製品の用途によって調整されます。
フロッキー繊維の定着
フロッキー繊維が素材表面に付着した後、温めて乾燥させることによってフロッキー繊維が固定されます。
この過程を経ることによって、フロッキー繊維が持続し、色あせや剥がれが起こりにくくなります。
こちらに詳しく書かれていました。
https://www.kawaguchi-gosei.com/processing
フロッキー加工でできること
フロッキー加工は、素材表面に毛羽立った質感を与え、高級感や独特なデザイン性を表現することができます。
また、フロッキー繊維の色や形状を自由自在に変更することができるため、さまざまなデザインに応用することができる技術です。
シルバニアファミリーの人形たちが、あのふわふわした手触りでかわいいのは、この技術のおかげなんですね…。
シルバニアの人形の毛がハゲた!修理方法は?
さて。
シルバニアファミリーがかわいい理由が分かったわけですが、シルバニアでずっと遊んでいるとちょっと困ることが起きることもありますね。
そう。毛がハゲてしまう、ということ。
今日は、シルバニアのフロッキー加工の直し方も紹介して終わりたいと思います。
シルバニアの毛をもう一度植毛する方法
と、大きな口を叩いていますが、こちら、私が調べていてやり方を紹介しているブログを見つけただけなので、そちらのブログに丸投げしたいと思います。
シルバニアの修理方法を書かれているブログ
https://ameblo.jp/hirokaorin23/entry-12713769005.html
軽く引用すると
- 使うのはネイル用フロッキー(ベルベット)パウダー
- 色を混ぜて似た色を作った後、ベースコートを塗ってパウダーをふりかける
- 余分ははたき落とす
だそうです。
詳しくはリンク先を参照ください。
※リンク先の管理人様:アメブロのメッセージの送り方が分からなかったので無許可ですみません…
まとめ:フロッキー加工は静電気を使って植毛する技術でシルバニアに使われている
シルバニアの人形がふわふわでかわいい理由は、フロッキー加工という技術を利用していたからでした。
フロッキー加工は、静電気を利用して、細かい毛を立った状態でくっつける技術です。
服など色々なもので使われているようです。
ハゲてしまうこともありますが、この技術のおかげでシルバニアがずっと人気の人形でいられるのかもしれませんね。
ぜひぜひ家族の団らんにシルバニアを!